私のトイストーリー その3
札幌整理収納アドバイザー
伊藤まゆりです
幼い頃に大切にしていた人形やおもちゃなど
心の友 のような存在のモノ
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モノと私
驚く出来事がありました
実家へ帰省した時のことです
あのお人形が、とうとう見つかりました
何度も探して諦めかけていた私は
飛び上がるほど驚きました
好奇心旺盛な私の娘は
かわいい!かわいい!と
隣で騒いでいました
もしも、あのお人形が見つかったら?
自分の思い出のものとして持っていよう
そう決めていました
娘が
「連れて帰るでしょ?」と言った時には
「連れて帰って飾るね」 と答えました
飾ると言ったのは、私の思い出のモノを
娘に押し付けることがないように
配慮したつもりでした
ところが、娘からの猛反撃★
「どうして!?
もう、くまちゃんと私のお友達だよ!
一緒に遊んで、一緒に寝るの!
飾っておくだけなんて嫌なの!」
温厚な娘が 目を吊り上げて熱心に訴え
「古いし、所々穴も開いているから」
と答えれば
それが、かわいいの!
更に目がつり上がる始末★
そのとき私は、やっと
今、大切に使って・遊んで・活かしてくれる
新しい持ち主が見つかったと気づきました
それは まるで物語のような展開で
今まで誰かに言うことも
躊躇していたくらいです
さてここで、本来ならば
元の持ち主の私が「極上のお別れ」をして
次の持ち主となる 娘の手に引き渡す
と、なるところなのですが・・
「ママが、もんちゃん役ね。」
娘は毎日、私をお人形遊びに引き込みます
まさか40歳を過ぎて
毎日のようにお人形遊びをするとは
思いもしませんでした☆
お別れする間も無く、再び私もあのお人形を
毎日のように使うことになりました
私のココロの友だった お人形は、
今の娘の生活を更にワクワクさせてくれていて
時には私の子育てを助けてくれています
作品の一部にも
お誕生日にも
大好きなスイーツとも
娘の成長ともに
何かが変わっていくかもしれません
「極上のお別れをしようね」
いつかこの言葉が、必要になる日もくるでしょう
その日までしばらく、モノと存分に楽しんで
楽しい思い出を積み重ねて欲しいと
願っています
私たちの生活にかけがえのない
・モノと上手に付きあうこと
・厳選すること
・幸せのために手放すという選択
・思い出のモノとの極上のお別れ
・思い出は、押し付けないこと
・時には、想像もしない奇跡が起こること
私のトイストーリーは全て
今の私に大きな影響を与え続けています
☆Merry Christmas☆